ガンダムの内部構造を検討した資料を載せます。
内部構造を描くための決定した設定のメモと思われます。
後頭部のヒンジの設定画稿です。
・後頭部
頭部を上方へ向けることを可能にするため、後頭部には可動するヒンジが取り付けられている。この部分が開くことで、首が90度曲がり、頭部が上を向くことができる。
(MSMパンフレットより)
頭部バルカン砲の配置の検討です。
「革新的な8つの技術」 その3
RX-78ガンダム 頭部バルカン
TOTOカニンガム社製 60mmカートレス三砲身短バルカン「ASG56-B3S」
発射速度 640発/毎分
地中有効射程 3500m
地上射程 6000m
ガンダム開発当初、頭部には専用開発された単砲身のリニア速射砲の搭載が予定されていた。
しかし頭部の前後長の制約から十分な加速ラインが確保できず、開発期間内に要求スペックを満たすことは困難であった。また、RX-77ガンキャノンとの機能的重複も懸念されたため、既に実績のあったカートレス・バルカン「ASG56-B3」の短砲身化が計られた。短砲身化によって射撃精度の低下が見られたが、中・短距離戦闘において弾幕を張るという目的には適合するものであった。ただしカートレス砲弾はリニア砲弾より大径なために、収納スペースの制限で搭載弾数に約30%の縮小が見られる。換装に際してガンダム頭部の大幅な設計変更は無かった。砲身を包むリニア加速ラインを収納する為に太い内径となった格納部は、排煙チューブとしても利用され、新たな排煙機構の増設などは行われていない。
(MSMパンフレットより)
CG図での内部フレームの検討と内部フレームのラフ画です。
内部フレームの正面ラフ画と頚部のラフ画です。