村田氏依頼分は、オズロッソ財団とエンデミオン大公国の艦船です。
以下の資料は、村田氏が依頼されたときの設定資料です。各艦の資料はそれぞれに付ける予定です。
こういった設定を元にイメージを膨らませて、デザインしていくわけです。
オズロッソ財団
■下に出てくるエンデミオン星系に存在する巨大軍需企業。
■対海賊を理由に強力な私兵集団を持ち、エンデミオン星系周辺の資源採掘等も積極的に行う。
■他国家からの請負による艦艇製造の他、独自技術を応用した巨大兵器の製造・提供もおこなっている。
エンデミオン大公国
■大マゼラン銀河連邦三大国家の一つ。
■勢力の艦艇シルエットは総じて流線系のフォルムをもつ(理由は後述)。
ゲーム的特長
■特殊な鉱物を用いることで、軽くて丈夫な装甲の開発がなされている。
その点から他国よりも速力面で勝るが、火力の強い兵装を搭載すると命中率が下がり、安定性が悪いという一面もある。
■プレイヤー任意の研究開発によって、上記の鉱物と別鉱物との合成による新合金が誕生。
見た目、色の濃度があがり(赤→真紅)、重量はそのままに物理攻撃へ対する防御力が更にアップする。
■総じて艦首にシールドプロジェクターの投射口があり、艦尾へ向かって粒子フィールドが展開されていく仕組み。
流線型のフォルムをとっている理由は、最低限のエネルギー消費で満遍なく装甲にフィールドを纏わせる為である。
■マイクロ波に磁場コーティングを施すことで射出範囲を調整可能とする技術を独自に開発。その応用例として、磁場コート上に荷電粒子ビームを誘導、マイクロ波兵器と荷電粒子ビーム兵器の同時射出を実用化させたものが、後述する決戦兵器『クアッド・ザッパー』である。
■ゲーム中~終盤にかけて、ラスボス的存在である『ヤッハバッハ帝国』に対する新兵器が投入される。
主な艦船の対比図
星系解説
オズロッソ財団
大マゼラン・ロンディバルト連邦内の有力軍需・造船企業。かつてエンデミオン大公の庇護の元、新時代の造船企業として設立される。だがその後大公国の失政が続くと見切りをつけ、ロンディバルト中央政府への接近、技術供与を開始、その強国化に一翼を担った。現在は連邦中央政府にも太いパイプを持つ一大多星間企業である。なお、この作中の世界観ではリアル世界と同じく軍需産業は基本的に儲からないものであり、ましてや戦争を起こすことで利潤を上げるという都市伝説的な存在ではない。(といってもリアル世界と同様に、この類の都市伝説的思想はこの世界でも蔓延しているだろう)会長であるザバス・ザンブルグの目的は実際には純粋であり、ヒューマノイドの更なる発展の為に、より遠くへ、より速く到達可能な艦船を建造することだけを考えているのである。(それはオーバーロードのオーバーテクノロジーによって建造された、始祖移民船の再現を目指すことでもある)ただし、この理念の純粋性から、上に立つ統治者は誰でも同じという冷徹さも持ち、ゆえにヤッハバッハへと寝返る可能性も持つ勢力である。
エンデミオン大公国
大マゼラン・ロンディバルト連邦の有力国家の一つ。第一次海峡戦争の際は初代エンデミオン大公(エルルヤーナ公)が自由通商同盟の成立に尽力、盟主として戦ったが、戦争終結後は経済政策の失敗から国力が大きく低下したこともあり、第二次海峡戦争を機にロンディバルトに盟主を明け渡すことになった。オズロッソ財団発祥の地でもあることから財団からの技術提供は続いているが、国軍も他の二強国と比較するとやや脆弱なのは否めない。連邦から割り当てられているベータ宙域艦隊も、特に強力な敵性勢力が存在しない地域の為、海賊退治や航路の警備等が主任務となっている。民の性情は陽気で女好きのイタリアン風。