ガンダムの腹部は、内部にコア・ファイター・ブロックを収納するため、特殊な構造が必要になります。そこで考え出されたのが、ベルトタイプのリニアモーターです。
ベルトタイプのリニアモーターのイメージスケッチです。
ストレートタイプのリニアモーターです。
カーブタイプのリニアモーターです。
腹部の構成です。イメージスケッチから段々具体的になっていきます。この腹部のリニア・システムの構造が、松戸の1/1ガンダム考察の要点のひとつと考えられます。
「革新的な8つの技術」 その4
RX-78ガンダム リニア・システム(1)
リニア・ベルト LB-53ab
開発参加メーカー(注・判明分のみ)
B・O・K・D・A Technical Labo
立川電磁工業 株式会社
連邦軍モビルスーツは、核融合炉によって発電された大電力をエネルギー源としている。核融合炉とそこから導かれる高エネルギー、この基本的な図式は連邦軍、ジオン軍ともに共通である。ただ、その中でもRX-78には特殊な形状のリニア駆動装置が多く見られる。リニア・ベルトはその代表的な例といえよう。一見、モノコック部を繋ぐベルトに見えるが、一本一本が I フィールドを使った強力なリニアモーターを中心に二枚のプレートがスライドする構造となっている。上下半身の分割と、コア・ファイターを内蔵するという特殊な要求を満たす為に開発された特殊構造である。現在、実際に稼働して検証することは出来ないが、磁力換算で50から60テスラ以上の強大な駆動力を発生したと見られる。
(MSMパンフレットより)